メディア論 TOP
2003-04-14>
●「メディア論」の初日。昨年との違いは、まず、開始時間。去年まで13:10pmだったのが、今年は16:25pmからとなった。これは、夜型のわたしへの配慮の結果ではなくて、朝の1、2時限と午後の5、6時限を持ちたがらない教員が多いので、どちらかを1、2コマ受け持つようにしようという大学の方針の結果。しかし、その結果、受講者数が5分の1になった。大学がサービス産業の1つだとすると、こういうやり方は賢明ではない。受講者の多い授業は優先的に、学生が取り易い時間をあてるべきだろう。しかし、悪い違いばかりではなく、よい変化もあった。それは、今年から高校生が聴講できるようになったころだ。この日、4人の女子高生が聴講の登録に来た。みな、本気で受講する気のよう。
●現象学の方法:「現にあるもの」から出発する「現象学」は、まずイラク戦争をとりあげざるをえない。
◆現象学がどのように生まれ、変化してきたかについては、検索サイトで「現象学」「phenomenology」「フッサール」等々と入力してみると、さまざまな資料に出会える。
◆ここで支持する現象学の1つの立場については、モーリス・メルロ=ポンティ(Maurice Merleau-Ponty)『知覚の現象学』(みすず書房)の「序文」を参照のこと。「メルロ=ポンティ」「Merleau-Ponty」も検索するとよい。
●イラク戦争で気になるいくつかの事例:
◆日本による偵察衛星打ち上げ→映像資料
◆E-Bomb(電磁波爆弾)の問題→映像資料
●戦争についての映像の分析:
◆『アメリカンウェイ』 (Riders of the Storm/1986/Maurice Phillips)
◆ 「Trust Me」→Paper Tiger Television/DeepDish TV/Gulf War Crisis Projectが1990年に共同製作した反戦ビデオ
◆フセイン銅像破壊のテレビニュース
◆フセイン銅像破壊のスチル (BBCのウェブサイトより)→テレビ報道との比較
●BBC Newsのウェブページ (http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/)の「充実」さの意味
●サダム・フセインは本物か(ドイツの学者の説)
●『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(予告編)に見える「アメリカ的なもの」